2012年に放送された、橋本昌和監督による青春学園アニメ『TARI TARI』。
母が亡くなったことをきっかけに音楽から遠ざかっていた坂井 和奏(さかい わかな)、歌うことが好きでやめられない宮本 来夏(みやもと こなつ)、騎手になる夢を諦めきれない沖田 紗羽(おきた さわ)。音楽を通してつながっていく高校生たちの友情が、爽やかに描かれています。
このページでは、そんな『TARI TARI』の舞台となった江の島周辺のロケ地を、実際の写真と地図を使ってご紹介します。
※『TARI TARI』に関する記述は ©tari tari project より引用しています。
江の島弁天橋|和奏の通学路

坂井和奏が自転車で通学する際に渡る橋です。
『TARI TARI』第3話では、この橋の上で自転車のチェーンが外れるシーンが描かれています。片瀬海岸と江の島を結ぶ真っ直ぐな道で、海風を感じながら歩く爽快感が魅力です。
江の島弁財天商店街|和奏の通学路

第1話冒頭、坂井和奏が自転車で坂道を下っていく印象的なシーンの舞台です。
朝の静けさの中、島ならではの穏やかな空気が漂い、物語の始まりを彩る美しい導入カットとなっています。
江の島展望台広場ウッドデッキ横|和奏の通学路

第1話の冒頭で登場する坂井和奏の通学路の一部です。
ここからは江の島ヨットハーバーも望めます。
江之島亭前|和奏の通学路

第1話冒頭に登場する、坂井和奏の通学路の一部です。
江之島亭の前を通り抜けるシーンで、朝の爽やかな空気と島の風景が印象的に描かれています。
島の茶屋 あぶらや|和奏の自宅のモデル



坂井和奏の自宅のモデルとなった甘味処です。
江の島の岩屋の手前に位置し、趣のある古民家を活用した落ち着いた雰囲気が魅力です。
作中では、和奏の自宅として描かれ、外観や周囲の細部まで再現されています。
店内では、白玉ぜんざいを注文すれば、第5話で登場したシーンと同じメニューを味わうことができます。
稚児ヶ淵

第6話で坂井和奏が立っていたシーンの舞台です。
岩場が広がる海岸で、青空と海が溶け合い、静かな波音が響きます。
鎌倉海浜公園坂ノ下地区

オープニングで、合唱部の5人が走っていくシーンに登場する場所です。
背後には由比ヶ浜の青い海が広がり、潮風を受けながら駆け抜ける姿が爽やかで印象的です。
鎌倉高校前駅

『TARI TARI』の登場人物、坂井和奏たちが通う白浜坂高校の最寄り駅です。
ホームからは海の向こうに江の島が望め、湘南の海風を感じる風景が広がっています。
鎌倉駅西口駅前時計台広場

第1話で宮本来夏が歌っていた場所です。
鎌倉駅西口を出てすぐの場所にあり、待ち合わせや憩いの場として親しまれている広場です。中央には特徴的な時計台がそびえ、周囲にはベンチや豊かな植栽が整えられています。
浄智寺|紗羽の自宅のモデル



沖田紗羽の自宅のモデルとなったお寺です。
作中では、鎌倉の自然に囲まれた落ち着いた佇まいがそのまま描かれており、山門へと続く石段が印象的です。
鎌倉時代に創建された浄智寺は、谷戸(やと)と呼ばれる静かな谷間にあり、境内は四季折々の花や緑に彩られます。都会の喧騒を忘れさせてくれる、凛とした静けさが魅力です。